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保育園外観イメージ

社会福祉法人 下京ひかり保育園

〒600-8804
京都市下京区中堂寺前田町7-3
電話 075-351-6287
FAX 075-351-9912

  • 保護者会より

食育について

子どもが成長していく上で必ず必要なものが食事です。下京ひかり保育園では食事のスタートとなる5、6ヶ月の0歳児から離乳食を始めています。卒園していくまでに味覚が育っていくよう美味しいもの「本物の味」に出会うことによって、成長するにつれ味覚が育っていくと思います。
食育とは食を育むと言いますが、同時に心も育てる事が大事だと思っています。


下京ひかり保育園で大事にしていること

① 安心で安全な食材を購入し、調理すること。
② バランスのとれた献立(週2回は魚を主食としている)を立てるようにしている。
③ 素材の味を生かすために、昆布とかつおでしっかりした出汁を取り、
  和食中心の薄味を心がけている。
④ 友だちと楽しく食べることや、マナーを身に付けるようにしている。


主な取組み

みそ作り&うどん作り」「流しそうめん」「離乳食(赤ちゃんの給食会)」「お箸を使って」「魚の解体

みそ作り&うどん作り

毎年2月に、もみじ組(年少児)とふじ組(年中児)がクッキングとしてみそ作りをしています。
みそを作る材料として、大豆と塩と麹を使います。まず、大豆は一晩水につけて置いたものを指で摘まんだときに潰れるくらいまで炊きます。子ども達が作るときには、乾燥した大豆と一晩水につけた大豆と茹でた大豆を見比べてもらいます。

 

 
大豆を袋に入れて、それぞれが潰すのですがふじ組は2回目なので上手に潰せます。
「あったかー!」「やわらかいなぁ」ゆでた大豆を潰していきます。(耳たぶくらいの固さまで)

   

 
潰した大豆と塩と麹を合せ、大豆の茹で汁を入れて耳たぶくらいの硬さにし味噌だまを作ります。
麹を混ぜ合わせています。「なんかくさい~」

後は、味噌だまを保存するつぼに叩きつけるように入れるのですが、力加減は難しいですね。
味噌だまの空気抜き!「エイッ!」うまく入るかなぁ。
最後は、平らに整えてカビがはえないように表面に塩を振り酒粕もおおい被せてねかせます。梅雨に入る前に天地返しをします。

 

 
11月には、手作りみそを使って幼児3クラス(縦割り)が分担してうどん作りをします。うどんは各クラスが作り、野菜は分担して用意します。手作りうどんはおだしとよく絡みすごく美味しいです。その他にも、クッキングでみそ汁やさつま汁、おやつの五平もちにも使っています。

年少(3才児)は、まだ包丁が使えないので野菜を小さくちぎっています。

 

 
年長(5才児)はかたい具材も包丁を上手く使って切ることができます。
3・4・5才児の子ども達が協力してうどんができました。

流しそうめん

幼児クラスは、8月のお誕生会に流しそうめんをしています。プールサイドに竹をつなぎ合わせて準備しもみじ組(年少児)→ふじ組(年中児)→ゆり組(年長児)と順番に食べていくのですが、はしが使えない子はフォークですくいます。はしを使う子どもは、すくう方向を考えながら上手にすくって食べています。しめ(最後)は巨峰を流して終わりです。外で食べる、そうめんの味は格別美味しいですね。

 

 
「ここにながれてくるん~?」「まだかなぁ~」と後方で、今か今かと楽しみに待つ子ども達。
「なかなか、とれへんわぁ」と言いつつさすが年長さん!お箸を上手につかってとります。

 

離乳食(赤ちゃんの給食会)

例年、離乳食を始める前・始められた方を対象に、5月頃「離乳食を知る会」を行っていますが、
28年度は園舎改修工事に伴いスペース的なこともあり、在園の0歳児を対象とした「赤ちゃんの給食会」を4月に行いました。

給食室からは出汁の取り方、味付けの方法、味の濃さ、硬さなど、給食づくりで大事にしていること、担任からは給食を食べる時の関わりで大事にしていることをお話しました。

 

 
保育園の給食室で作った離乳食を実際に保護者の方と試食してもらい、そして子ども達にも食べさせてもらい、給食の量や食材の大きさや柔らかさの目安など、保育園での様子や家庭での様子、お友達の様子などと比較しながら話し合う場となりました。
単に「食べる食べさせる」だけではなく、離乳食は保護者の方と子どもを繋ぐコミュニケーションの時間としても大事にしていることもお伝えしています。

 

お箸を使って

下京ひかり保育園では、お箸を3歳児クラスから持っています。でも、一斉に持つのではなくスプーンやフォークが正しく持てる(握って持つのではなく)ようになった子から順にお箸で食べるようにしています。もちろん個人差もあるので子どもの様子を見ながらです。お箸に移行する時は、「お箸の贈呈式」があり、給食の先生から手渡してもらいます。子ども達は、嬉しかったり羨ましかったりしながら、「お箸でたべたい!」「お箸で食べられる!」という意欲も育っています。

 

 
お箸を使っての取り組みもしています。あそびの中でも、楽しんで経験できるようにと、
手作りの"食品サンプル"を使って、お弁当をつくったりもしています。
何を選んでお弁当箱に詰めるのか、子どもたちの好みや色合いなどもよくわかります。
つまめる大きさや、つまむ素材も工夫をして「お弁当づくり」を楽しんでいます。

   

魚の解体

最近、魚は切り身で売っていることが多く、なかなか丸々一匹の魚を見る機会は減ってきています。そのため、子ども達は"鮭"といっても切り身の姿をイメージする子が多くなってきているのです。
保育園では、これまでに鯖、鮭、鰤、鱈、イカなどの解体を行ってきました。 今回は、「丸々一匹の大きい魚を見てほしい。」、「似ている魚の違いを知ってほしい。」、「いろんな魚がいる事を知ってほしい。」、「図鑑を見るだけでなく、実物を見て色んな発見をしてほしい。」ということで、幼児クラスを対象に今回はヒラメとカレイの解体を行いました。

 

 
当日来たヒラメは62㎝3㎏ととても大きなものでした。
解体前に、年中(ふじ)、年長(ゆり)は魚を観察、絵を描きました。
よく観察した後に、いよいよ解体の始まりです。

 

 
給食担当の者がヒラメを五枚おろしにしました。真剣に見ている子、歓声をあげる子と反応は様々です。「目を上にして左向きがヒラメ、右向きがカレイ」であることや、餌の違い、体の色の理由、泳ぎ方、魚をさばく包丁の違いなどを知ることが出来ました。子ども達は、「なんで血が黒いの?」「卵はどうやって出るの?」と質問していました。

 

 
解体後はヒラメを唐揚げ、カレイは一匹そのまま煮つけにして美味しく頂きました。

 

 
実際に触れて、見て、においを嗅いで、食することで食への関心や興味を深めることが出来ます。また、"命をいただいていること"を伝えることが出来る機会でもあります。